DORCHADASシリーズ


登場人物紹介

沢田綱吉
 学生。父は行方不明(海外放浪中)、伯父の推薦によって入学した英国の学校へ通う。
 黄金瞳を持つため怪異に狙われている。
 気弱で弱腰であるが、意志は強く諦めない。
 共に闇世界へ飛び込んでしまった山本を目覚めさせるには4つの怪異を倒す必要があるとスクアーロから教えられたため、彼と協力して怪異を倒すため行動を共にするようになった。
 とはいえ、餌として、囮として闇世界を走り回るだけでこれといった戦闘力は持たない。
 幼い時に、大事にしていた絵本があり、誰かにその物語を語って聞かせたことがあるのだが…。



スペルビ・スクアーロ
 怪異を滅ぼす力を持ち、闇世界に自力で行き来できる特異な存在。
 左手に取り付けた刃が武器。
 とある組織の最上級エージェントであり、「黄金瞳の監視」という任務を与えられているがその実力からすれば不当なほど軽い任務。
 黄金瞳を持つ綱吉に一種の執着心のようなものを抱いている。
 全ての幻想を滅ぼすことを目的としており、そのために綱吉を餌として使い始めた。
 綱吉が「諦めない」限り、その身の危機を必ず救うと「約束」している。



山本武
 学生。とある人物からの推薦を受けて父と共に渡英。
 綱吉と同じ学校に通う、綱吉のクラスメイト。
 持前の性格と人当たりの良さから、周囲からの人望はあつい。
 綱吉が怪異に襲われた際、闇世界の一端に触れたため、覚めない眠りについている。
 自称、他称共に綱吉の親友。
 彼を目覚めさせるためには4体の怪異を倒さねばならないということだが……。



獄寺隼人
 学生。ハーフ。とある人物からの依頼で単独にて渡英。
 綱吉と同じ学校に通う、綱吉のクラスメイト。
 綱吉を「十代目」と呼んで慕っているが、その意図を綱吉は知らない。
 師匠であり、恩人であるシャマルとは隣人としての付き合いもあり、何かあった時のために合鍵を持ち合っている…が、それ以上でも以下でもない。
 火器(主にダイナマイト)を常に持ち歩いている危険人物で、出会った当初は綱吉も引きまくりだったが、次第に慣れてしまった。慣れって怖い。


シャマル
 綱吉らの通う学校の保健室の先生。
 が、女性としか看ないし、出勤も不定期。なのにクビにならないのが学校の七不思議のひとつに挙げられている。
 現在失踪中。



ビアンキ
 スクアーロの依頼で、リボーンと共に沢田家で居候することになった女性。
 毒サソリの異名を持つ、ポイズンクッキングの使い手。
 かつて、スクアーロが所属している組織で暗殺者として活躍しており、スクアーロ・XANXUS共に面識がある。
 リボーン至上主義ではあるが、暗殺対象でない限り女子供に甘い面を持つ。
 リボーンを助け、共に逃亡するために組織を抜けた。
 抜けるための条件として組織の反抗勢力を1つ潰してみせたため、その動向は組織から注目されたままである。


リボーン
 およそ2歳児と思しき幼児(外見)。
 幼児とは思えないほどの言動で、ビアンキのことを4番目の愛人と称する。
 「アルコバレーノ」と呼ばれる、幻想の一種であり、
 それ故に、あらゆる組織から常に狙われているため、一つどころに止まることはない。

 六道骸とは何度か交戦しているものの、全てにおいて回避、逃走を果たしている。
 ビアンキと行動を共にしていたが、彼女の犠牲を持ってして、骸の罠から抜け出し、その姿を消した。



XANXUS
 黒の姿に、赤い目を持つ男。
 二丁拳銃が武器。
 神出鬼没で常に無表情。
 スクアーロと同じ組織に属してはいるが、基本的に自由人。一人でふらふら旅歩き中。
 スクアーロと同じ「目的」があるらしいが…。
 綱吉の「黄金瞳」を狙っている?


六道骸
 綱吉の通う学校の特別研究棟に属する研究員。
 「幻想」の研究をしている、らしい。
 リボーンを捕縛しようと幾度か交戦している。
 黄金瞳のことを知らない…というフリをしておきながらやっぱり知っていた。
 胡散臭いね骸様!




用語集


黄金の妖精眼(黄金瞳)
魔物、魔呪の類を全感知出来る力を有する。魔力は随一。右に並ぶものはないが、戦闘力は皆無が故に餌として狙われやすい。「妖精眼」とは別物。
望むものを見る猫のような瞳。
人の心、常人では見えない剣撃、偽りの現実、無明の闇、異界への門等を見通すことができる。



白磁の旧神の印(エルダーサイン)・黒の剣能
クトゥルフおよび他の外なる神の下僕に対抗する強力な武器であり、彼らを排除するために用いることが出来る、とされる。


怪異
人の強い思い(絶望の類)によって生み出される存在。怪異が倒される(消される)と生み出した人間も死ぬ。
闇世界を生み出し、そこでのみ活動可能であるが、同時に脱することを望んであがき続けなければならない。







徐々に増えます…。